生命保険について

こんにちは


秋田のファイナンシャルプランナー、土田茂です。


さて、今日はシリーズ生命保険!?の三回目です。


これまでの2回は

⑴保険と貯金は分けて考える。保険で貯金は不利なので極力避けること。

 また、若い方には一生涯の死亡保障である終身保険はいらない(インフレに負ける)

⑵医療保険は公的な健保や会社の健保の内容をしっかり把握して検討する。

 必要以上には加入しない。資産を築いて保険を卒業する。

といったことをお話ししてきました。


保険に対してかなり否定的と感じた方も多いかと思いますが、私のスタンスはあくまでも、

「ライフプラン」の実現を考える上で、保険も含めた「金融商品」を上手く活用することが大切なのであり、金融商品そのものを販売することが目的ではないため、「いらないものはいらない」「不利なものは不利」といっているに過ぎません。

※まぁここが「独立系FP」と金融機関の社員である「企業系FP」の差ですが…。


では、全く保険はいらないかというと、それは違います!


保険でしかなし得ないことがあるのです!


それは…


「死亡保障」です!


この死亡保障は生命保険の王道です。


若くして志半ばで家族を残して亡くなってしまう可能性は誰しも0%ではありません。

こんな時に残された家族を経済的に守れる金融商品は、一回でも掛金を払い始めれば、例え次の日に亡くなっても大きな保障を得られる「生命保険」以外ありません。


実際に私の母も38歳で亡くなりましたし、私のお客様も32歳という若さで突然死された方もいます。また、こういった例は探さずとも周りにあるのではないでしょうか?


そんな時に生命保険の死亡保障をしっかりと加入しておれば、残されたご家族が経済的には安心して生活でき、また、亡くなった方の生命保険という形で「愛情」や「想い」を受け取れることは心の面でも救いになると思います。


ただ、この死亡保障も注意して加入はしなければなりません。


それは「必要保障金額」を算出することです!


これから残された家族が生きていく上で一体どのくらいのお金が必要なのかを計算して保険に加入している方は本当に少ないのが現実です。


しかしそれでは本当に備えになっているでしょうか?


保障金額が足りなければもちろん問題ですし、多すぎる場合は掛金を多く支払っていることになります。(それを承知の上で理由があれば別です)


必要保障金額を計算したら次は「準備済み資金」の計算です。


まず、亡くなった時にも国が年金を出してくれます。これが「遺族年金」です。

また、会社でも死亡退職金や弔意金があるかも知れません。


そういったすでに準備されている金額を差し引いて、残った金額を「保険で備える」のが一番安心できる(金額に理由があるため安心感が増します)保険でしょう。しかも無駄もない!


また、独身の方には死亡保険はいらないと言われていますが、これも私は考え方が違います。※ほとんどのFPもいらないといっていますが…


確かに死亡保障は大きい金額はいらないでしょう。

親に世話になったから必要という親想いの方はそれなりに必要でしょうけど。


しかし、実は保険には「高度障害保険金」というものがあります。

これは約款に書かれている「高度障害状態」になった場合に死亡時と同じ金額を支払うというものです。


確かに高度障害状態はかなり重い障害状態(身体障害1級レベル)にならないと認定されませんが、例えば若くして終身寝たきり状態になってしまった時に親や家族にかける負担を思えば「死ぬよりお金がかかる」状態ではないでしょうか?もちろん国からも「障害年金」はおりますがそれだけでは足りないのは明白でしょう。

※その状態になる可能性が低いからいらないという方もいますが、保険の基本は可能性が低くても、なってしまった際の損害が大きいものをリスクヘッジするものだと思います。


また、今は高度障害よりも軽い状態でも死亡時と同じ金額を支払う保険が出ています。

若いうちに加入することで掛金負担も小さくなるので、独身の方だけでなくこういった守備範囲の広い保険も検討に値すると思います。


また、若い独身の方でも加入すべき理由として、病気になって加入できなくなるリスクもあることも挙げられます。実際20代のときに病気になってしまい、保険に加入できなくなった方をたくさん見てきました。後に結婚して子供ができても無保険で生きるのは病気をお持ちであれば尚更不安ではないでしょうか?



いかがでしたでしょうか?

みなさんは無駄なく安心できる保険に加入されていますか?


私の保険に対するスタンスはこのように

①保険で貯金しない

②公的な保険や年金制度を知り必要最低限で民間の保険商品に加入する

③保険は可能性が低いけども損害が大きいものに対して掛けるのが基本

というものです。


また、保険に対する想いは

「死亡保障とはそれを使う人への想いがなければ必要ない商品である」

ということがあり、私は結構合理的な人だと言われますが(汗)実はここは大切にしています。

福沢諭吉翁は生命保険という仕組みが欧米にあることを知った際に

「生命保険とは人間の知性と品性の結晶である」

と述べたと言われています。


皆さんも書店やインターネットでの情報に流されずに、

ご自身の保険について再考してみてはいかがでしょうか?


いずれ保険の選び方なんかも纏めてみようかと思います。

(ブログではなく、セミナーやメルマガか何かで)



今日は大曲の花火ですね。雨が上がってくれるといいですね!

※私は行けませんが…



今日もありがとうございました。

クルール秋田版(4月号)に記事が掲載されました。

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