首都圏出張から思う「新たな格差社会」

こんにちは。

 

秋田のファイナンシャルプランナー、土田茂です。

 

今月も9日から2週間に渡り、関東への出張をして参りました。

帰ってきたらこの寒波!秋田の洗礼を受けております(汗)

 

今回も企業型確定拠出年金の導入サポートを中心に、資産運用(特に個別株式)の勉強をしたり、パワーアップにも努めて参りました!

 

年明け一発目23,000円を突破した日経平均株価も昨日は24,000円を超える(終値で)など株価は好調ですね!私が個別銘柄を教えてもらっているベテランアドバイザーも「こんな相場はなかなかない」とおっしゃっていて、事実しっかりチャートを見て買えばほとんど上がって大きな利益を出していました。その方の顧客に関しては2017年で倍から数倍になっている状況ですから、普段私がお勧めしている「長期分散投資」とは桁が違いますね~

 

※とはいえ、「ライフプランを実現するため」の投資は「長期分散」でコツコツとやる感じで問題ないわけで、あくまでも「短期投資」は「投機」の部類です。

 

さて、こういった相場の影響からではなく、実は首都圏では「確定拠出年金」を導入する中小企業がかなり増えてきています。

 

導入の背景として、税金と社会保険料に対して大きな効果が期待できるので、福利厚生制度として中小企業にも最適!というのが一般的なのですが、今回訪問した企業では「人材確保」を目的とした企業も多かったのが印象的でした。どういう事かというと、大企業では「確定拠出年金制度」をほぼ導入しているので、そこからの転職組を狙うには自社にも同じ制度を入れておかないと不利だという事です。今後この動きは拡大するので、優秀な人材の採用や流出を防ぐ意味でも制度を入れておかないと不味いかも知れませんね。

 

また、確定拠出年金を導入する企業で研修も行いましたが、同様の研修を東北で行ったときとは従業員さんの反応が全然違い驚きました。

 

まず、会社でまだやってないから個人型(iDeCo)をやっているという方が多い!

東北では1割もいない印象ですが、多いところでは半分の方が個人型をやっているという企業もありました。大体2から3割の方がやっている印象ですね。

 

そして投資にも興味を持ち積極的に運用もしたい!という方も多いです。

東北ではやはり減るのが怖いから元本確保できる定期預金でやりたいという方が多いです。

 

という事で、このままいけば「新たな格差」が将来生まれると思います。

 

それは…

 

資産収入格差です。(一般層における)

※資産格差は生まれていますし、収入にも格差はあります

 

なぜなら、首都圏の方は比較的若い内から確定拠出年金を通じて資産運用と将来資金を有利に作っていきます。確定拠出年金を導入している企業も多く、導入してない企業に勤めていても個人型でやる方も多い。更に、運用にも積極的なので、今のような株高を自分の財布に還元でき、長期分散投資で一定の成果(利回り)を経験できます。この投資成功体験は退職後も活かすことができるので、資産収入を得ながら取り崩すという欧米の中間層以上では当たり前といえるライフスタイルを送れる可能性が高まるでしょう。これは今の高齢者では極々少数派になります。

それに対し、秋田を始め地方(特に東北)の方は、確定拠出年金導入企業も少なく、また個人型加入者も少ない。そのためこの低金利下では将来資金を貯めることに苦労し、また資産運用を行う機会も乏しいため知識や経験を積めません。そして退職後に知識も経験もないまま「初めての資産運用」に手を出してしまい、多くは金融機関の言いなりで運用し、マーケットが良ければそれでも上手く行くかも知れませんが、大抵はハイリスク商品を買わされ大損をしてしまう…そんな状況になってしまう方が少なくないのではないでしょうか?※この退職後の部分は今の高齢者に多いパターンです。

 

こうなると、現役世代の収入格差+退職までに築いた資産格差+退職後の運用による資産格差とどんどん格差が開いていくイメージが湧きました。

 

貧しい地方にこそ資産運用が必要だという言葉とは真逆に進んでいる現実に直面する関東出張でありました。

 

とはいえ、そんな中、秋田帰ってきましたが、秋田でもまた一つ確定拠出年金導入企業が増えそうです!従業員さんも20代30代の若い会社ですが、非常に前向きで「秋田もまだまだこれからだ!」と希望を持てました!精一杯関東で身に着けた知識・経験でバックアップしていきます!

 

という事で、長文且つ少し暗い話となりましたが最後までありがとうございました。

 

※確定拠出年金を会社に導入を検討したいという経営者の方や、自分の会社に営業に来て!という従業員の方、また、個人型でもやってみたい!という方もいらっしゃいましたらぜひお問合せ下さい!

 

 

 

クルール秋田版(4月号)に記事が掲載されました。

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