保険で貯蓄の注意点

こんにちは。

 

秋田のファイナンシャルプランナー、土田茂です。

 

今回から「保険で貯蓄」の注意点について、何回かに分けてお伝えします。

 

 

「保険で貯金」というと真っ先に何を思い浮かべますか?

 

「学資保険」でしょうか?「年金保険」でしょうか?

 

学資や年金は目的がはっきりしててとても「買いやすい」商品ですよね。

 

 

しかし、「買いやすい」は「売りやすい」でもあるので、中身をしっかり見なければいけません!

 

貯蓄系保険商品に関しては、まず目的をはっきりさせましょう!

 

例えば学資保険に加入している方に、掛金総額と受取り総額を電卓で計算して、ほとんど増えない(中には支払いの方が多い商品も多々ありますが…)ことをお伝えすると、「でも保険にもなっているから…」とお答えになる方もいます。

 

しかし、この学資保険に入った目的は「学資を用意するため」もっと言えば「子供の大学資金を有利に用意するため」のはずです。

 

確かに契約によっては、契約者死亡時には掛金を払わずに満期金が受け取れたり、子供の入院でお金を受け取れたりするので保険機能もあるのですが、それは他の保険で用意しておく方が遥かに効率的です。※親の死亡保障額には当然子供の学資を含めて計算して加入しましょう。

 

ですから、無駄な保険があるおかげで貯金の機能が落ちるなら「保険」で学資を用意する必要があるのでしょうか?

 

あくまでも「目的」からみて本当に有利かどうかを見定めるとよいでしょう。

 

また、年金も同様で、満期まで掛けての支払総額と受取総額の差額はもちろん、年利回りは何%なのかも計算するとよいでしょう。

 

 

ただ、単純に「いくら増えた」「何%の利回りだ」「銀行に預けるより良い」という数字も大切ではありますが、最も重要な事を忘れてはいけません。

 

それは、、、

 

やはり「目的」です。

 

年金保険であれば、老後資金として「老後の生活に困らないように」という目的だと思います。

 

その目的を考えるとまず検討する必要があるのは「いくら」貯めておく必要があるのか?ですよね。

 

一般的に老後資金は3,000~5000万円くらいを目安に様々な本や雑誌には書かれているようです。

これは現在の65歳以上世帯を平均でみると月に約6万円程度赤字(つまり貯金を取り崩している)と言われていますので、それを平均寿命程度まで計算し、介護や医療、リフォームなどの費用も含めると大体このくらいという示し方が多いですね。いわゆる「一般的に」という数字です。

 

ですから、本来は自分ならいくら必要かをある程度でも計算して置かないと過不足が発生する(多い分には良いのですが、大抵は大きく不足していることが多いです)ので、ぜひ簡易的にでも計算すると良いですよ。

 

 

こうやって、「何に」「いつ」「いくら」必要ということが分かると、

じゃあ何で用意しようか?という事になりますね。

 

 

仮に30歳の方が老後資金として65歳までに3,000万円を用意しようとなったとします。

 

金利を0%としたら月額いくら貯めればよいでしょうか?

3,000万円÷35年÷12カ月=71,429円

です。

 

どうでしょうか?中々厳しい金額ですね。

 

そこで、少しでも有利にお金を用意したい!という事で「金融商品」の選択に入るわけです。

 

では「保険商品」でそれを用意するとどうなるでしょうか?

 

それを次回検証してみますね!

 

今日もありがとうございました。

 

 

クルール秋田版(4月号)に記事が掲載されました。

サービス内容

ライフ・デザイン・ラボについて