様々な企業の取り組み

こんにちは。

 

ファイナンシャルプランナーの土田です。

 

今日の日経新聞から様々な企業の取り組みについて。

 

「積水ハウス 男性の育休、必ず1カ月」

 

積水ハウスさんが、3歳未満の子供を持つ男性社員に育児休暇を1カ月以上取る事としました。

昨年度も男性社員全員が育児休暇を取得したそうですが、平均が2日だったとの事で、間を開けながらでも1カ月以上取得を必ず取らせるなんて凄いですね!

 

これは仕事と家庭のバランスを取る企業として、優秀な社員の確保に繋げる競争力を確保する事が目的との事ですが、マイホームを建てたい世代は子育て世代が多いので、仕事上でも育児経験が活きるのではないでしょうか?

 

 

そしてもう一社

 

「伊藤忠商事 がん治療を賞与に反映 仕事と両立、支援広がる」

 

伊藤忠商事は社員のがん治療を個人の業績評価として賞与に反映する仕組みを導入するそうです。

 

がんで幹部社員が辞めてしまうリスクに備える目的もあるようですが、これも凄い取り組みですね。

 

最近は「健康経営」という目標を定めて社員の健康状態に対し会社が積極的に関与している事も珍しくはありませんが、治療にまで踏み込んだのは素晴らしい取り組みと思います。

 

また、休暇中に携帯やメールなどが「つながらない権利」というものがあるのをご存知でしたか?フランスでは2017から法律で従業員に休日連絡することは禁止されたそうです。

 

そして日本にもそういった制度を導入している企業があります。

 

その結果思い切って海外旅行にも出掛けられるなど、ワークライフバランスが取れるようになり、また、休暇中の業務を引き継ぐ事をしっかりと行っているため、チームで仕事をする意識が高くなり、一人で仕事を抱え込まないためストレスも逓減し仕事の効率も逆に良くなったそうです!

 

 

という事で、最近は人手不足もあり、優秀な人材を確保するために、様々な福利厚生制度を導入する企業が増えています。

 

とはいえ昔と違い、保養所を買ったりする方式ではなく、健康やワークライフバランスに対しての福利厚生が多いですよね。これはやはり「人生」をより良く行きたいと思う方が増えている証拠だと思います。

 

また、実は大企業や首都圏の企業では、「お金の研修」を福利厚生で取り入れる企業が増えています。

ライフプランや退職金制度、社会保障制度、福利厚生制度、税金、住宅ローン、保険、運用など様々なお金の事についての研修会や個人相談をファイナンシャルプランナーが行っています。

 

従業員さんにとっては、「働くこと=お金を稼ぐ」という理由も当然大きい訳ですが、しっかりと

お金の勉強をすることで、無駄なお金を減らし、有意義に使い、そして将来にしっかり備える事ができるので、これも非常にいい制度ですよね!

※使えるお金が増えるので、実質的には昇給のような効果!?

 

こういった制度もどんどん広まって行けば良いですね!

 

 

今日もありがとうございました。

 

 

 

 

あきたで出産・子育てガイドブックに取材記事が掲載されました。

クルール秋田版(4月号)に記事が掲載されました。

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