消費税増税から将来資金を考える

こんにちは。

 

ファイナンシャルプランナーの土田です。

 

 

今月から消費税が8%から10%に上がりましたね。

 

5%から8%の時に増税分の値上げをしなかったようなところでは、今回一気に値上げをした感じになっているようなところもあるようですし、軽減税率などもややこしいのですが、何れにしても約2%分の物価上昇が起こった訳です。

 

ですから、我々一般国民も「お金」についてもっと考えを深めなければいけないと思います。

 

金利がほぼ無い「銀行預金」に預けていてもお金は増えるどころか、実質的な価値としては減っていきます。

 

物価上昇>銀行金利

 

です。

 

老後2000万円問題で積み立て系の保険が売れているようですが、保険の金利も年齢や、期間、通貨など条件によりますが、概ね日本円建てでは1%もないですからこれもまた

 

物価上昇>年金保険の利回り

 

となってしまう可能性が高い訳です。

 

この物価上昇率との差が大きければ大きいほど、そして期間が長ければ長いほど、実質的なお金の価値は減っていきます。ですから若い方ほど「保険で運用してはいけない」ということになります。

 

また、iDeCoもそうですが、保険で貯蓄すると「流動性」といって、途中で使うとなった場合に対応が難しくなります。(保険だと契約者貸付を受けられるとはいえ、金利を取られます)また、無理して大きな金額を毎月払う契約をした場合、転職や結婚・出産・子供の教育費などのライフイベントで支払いが困難になる可能性もあります。

 

ですから、どの金融商品が良いではなく、自分のライフスタイルはもちろん、これからの時代に合ったものを賢く選択する必要があるのです。

 

そして、残念なことにそういったアドバイスをしてくれる金融機関はありません。

 

ですので、現状では自分でよく学ばれるか、独立系のアドバイザーに相談するしかありません。

 

将来を悲観するのではなく、明るい将来を創っていく感覚が大切だなぁと心から思います。

 

最近のご相談から、消費税の増税も自分の将来を考えるきっかけとして考えていらっしゃるんだなと思い書かせて頂きました。

 

資産運用について独学されたい方向けに書棚ページも作りました。

 

ご相談はこちらからどうぞ。

 

今日もありがとうございます。

 

クルール秋田版(4月号)に記事が掲載されました。

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