FPの勉強は実生活に役立たない!?

 

 

こんにちは。

 

ファイナンシャルプランナーの土田です。

 

 

 

先日、お客様から「FP3級の試験を来年受けようと思っているのですが…」とご相談を頂きました。

 

 

 

資格を取る目的を伺いましたら

 

 

 

「(結婚の予定があるので)家計管理とかお金のことを全く分からないので、勉強しておいた方が良いかと思って」

 

 

 

という感じでした。

 

 

 

毎年1人か2人くらい「FP資格を取りたい!」という方からご相談を受けるのですが(女性からが多いです)、資格取得目的は決まって「実生活に活かしたい!」というものです。

 

 

 

確かにイメージとして「FP」資格って「家計やお金の管理」を学べるという感覚を持つものでしょうね。

 

 

 

しかし、残念ながらFP3級の勉強をして、資格試験に合格しても「家計やお金の管理」などの実生活に役立つことはほぼありません!

 

 

 

これは3級とかレベルの問題ではなく、そもそもFP資格は一般家庭の実生活に役立つ内容としては作られていません。ですから1級を取ろうがCFPを取ろうが、イメージするような効果は得られないでしょう。

 

 

 

もちろんFP資格は「金融の知識」を学ぶものですから、実生活に役立てられることは沢山あります。

 

 

 

例えば、ライフプランの作成やキャッシュフロー表、金利や保険の仕組み、相続の法体系、税金などなど、挙げればキリがないほど実生活に活かせる「知識」は学べます。

 

 

 

しかし、それを学んで掘り下げ、自分に当てはめ「実践」しないと、ただの「知識」で終わり、「知識」は使わずに時間が経つと忘れてしまうものです。

 

 

 

また、学んでいく中で深く掘り下げようと思っても、なかなか実行できません。

 

 

 

実行するには、知識をどう実践に活かすかという部分でより深い理解が必要ということもありますが、資格試験には実生活にほぼ関係ない「知識」も問われる問題が沢山出ることもあります。

 

 

 

例えば債券の利回り計算などは必ずと言って良いほど出題されるものですが、私のように仕事として資産運用をしている人間でもなければ、まず使う機会のない知識です。これから結婚を考えて「家計管理とか学びたい」という方には「相続・事業承継」など関係のない知識でしょう。(いずれ役立つかも知れませんがその時には恐らく忘れているでしょうし、そもそも法律や税制が変わっている可能性もあります)

 

 

 

 

 

ですから、FP資格を取る事より、なぜFP試験を受けようと思うのか?を考えて、もし「実生活に活かしたい」という場合はFP試験の勉強ではなく、実生活に直結した勉強(家計管理なら家計管理の本など)をした方が良いと思います。

 

 

 

今回のケースでも、その様にお伝えしましたら「じゃあ資格試験はやめて興味のある本など探してみます!わからない事があったらそのときは教えて下さいね(笑)」※原文まま()という事でした。

 

 

 

とはいえ、収入がなかなか上がっていかない、金利も低いのでお金も増えないのに、支出(税金や物価など)は増えていく時代です。

 

 

 

「実生活に活かすためのお金の知識」が欲しいと考えている方が多いとは思いますので、そういった講座を企画したら良いかも知れませんね!

 

 

 

そういう「実生活に活かすお金の知識」を基にした「ライフプラン」を立てて実行していきたい!という方は、独学も良いですが時間もお金も掛かりますので、ぜひ独立系FPにご相談下さい!

 

 

 

今日もありがとうございました。

 

 

 

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クルール秋田版(4月号)に記事が掲載されました。

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