人生100年時代を感じさせる出来事

 

 

 

 

こんにちは。

 

ファイナンシャルプランナーの土田です。

 

 

 

本日中曽根康弘元首相が101歳で死去されました。

 

1918年生まれで、82年から首相をされていたとの事ですが、私もその頃は小学生ではありましたがうっすらと記憶に残っており、一つの時代が終わったという感があります。

 

 

 

人生100年時代と言われている現代ですが、それを体現されるかのように101歳という天寿を全うされました。

 

 

 

とはいえ、人生100年と言われても「私はそこまで長生きしないから大丈夫」というお考えの方も少なくないと感じます。

 

 

 

確かに現在、男性81.25歳、女性87.32歳の「平均寿命が100歳」となるかと言われると、それはなるとしてもまだまだ先の事と思います。

 

 

 

しかし、この「平均寿命」って何かと聞かれると正確に答えられる方も少ないかも知れません。

 

 

 

平均寿命は「0歳児の平均余命」という意味です。

 

参考:Wikipedia平均寿命

 

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B9%B3%E5%9D%87%E5%AF%BF%E5%91%BD

 

参考:Wikipedia平均余命

 

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B9%B3%E5%9D%87%E4%BD%99%E5%91%BD

 

 

 

平均余命とは、その年齢の方があと何年平均で生きるか?という数字なので新生児や乳幼児で残念ながら亡くなってしまう方が、医療の発展などで相当少なくなったとはいえ0ではない以上「平均寿命」は低くなってしまいます。

 

 

 

では65歳の平均余命はどうでしょう。

 

男性は19.70年 女性は24.50年となっています。※厚労省HPより

 

また前年度調査から比べて男性0.13年 女性は0.07年伸びています。

 

 

 

ですから、男性で65歳の方はあと平均19.70年、女性は24.50年生きる訳ですから、それぞれ84.70歳、89.50歳となります。

 

 

 

老後を迎えたら、平均的に男性85歳、女性90歳まで生きるということですね。

 

 

 

なら、やはり「人生100年時代は大袈裟」ということになるでしょうか?

 

 

 

考えてみればこのデータは、今の死亡年齢から計算している訳です。

 

例えば今45歳の方が65歳になったときで考えてみると…

 

※仮に今の増加年数で計算してみます。

 

 

 

45歳の方が20年後に65歳になったとして、男性0.13年×20年で2.6年増、女性0.07年×20年で1.4年増となり、65歳時点での平均余命は男性87.3歳、女性90.2歳ですね。

 

 

 

そして、その方が85歳になる更に20年後(今から40年後)で見てみると、

 

2018年度85歳男性平均余命が6.35年で前年比が0.09でしたので、0.09×40年=3.6年延びて9.95年。2018年度女性平均余命が8.44年で前年比0.06ですので、0.06×40年=10.84年。

 

ですから、今45歳の方が85歳の時まで、H29H30年の増加年数で計算すると

 

40年後の85歳の男性は平均で94.95歳、女性は95.84歳まで生きるという事になります。

 

 

 

こうなると、特に40代より若い方なら、100歳近くまで生きそうな気になりませんか?

 

 

 

あくまでも、H29年~H30年の伸び率での計算ですが、これは非現実的ともいえないと思います。というのも、死因として「3大疾病」などによる死亡が減っていること(医療の進歩)が寿命の延びに繋がっていることからすると、今後は体内にロボットを入れて病気を治療や予防ができる時代になってくるはずですから、もっと延びてもおかしくありませんね。

 

 

 

中曽根元首相が生まれた1918年からすると「100歳まで生きる」はほとんど可能性のない時代だったと思いますが、(その頃の平均寿命は40代、65歳の平均余命も男性は10年もありませんでした)衛生面や医療の進歩が長寿社会を実現した時代になりました。

 

 

 

100歳までは生きないよ」と思考停止するよりも、「100歳まで生きる」という万が一!?も考えて人生を考える上で、今回の訃報も「中曽根元首相からの最後のメッセージ」と思いつたない文章にしてしまいました(汗)

 

 

 

皆様もぜひご自身の「人生100年」を考えてみて下さい。

 

 

 

中曽根元首相のご冥福を心より祈念申し上げます。

 

 

 

 

 

今日もありがとうございました。

 

 

 

クルール秋田版(4月号)に記事が掲載されました。

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