日経記事から見る保険の光そして影!?

こんにちは。

ファイナンシャルプランナーの土田です。

 

今日は保険に関する日経新聞記事をご紹介します。

 

日経新聞 6/24朝刊 「企業の資金調達、保険で支援」

https://www.nikkei.com/paper/article/?b=20200624&ng=DGKKZO60702820T20C20A6EE9000

 

以下引用

保険を使って企業の資金調達を支援する新たな仕組みが動き出す。販売から代金の回収まで時間がかかる企業に銀行が融資する場合、売掛金を回収できる可能性を判定し、そのリスクを引き受けるサービスを損害保険ジャパンが始める。企業は融資を受けやすくなり、確保した手元資金で次の仕入れを早めることができる。

商品やサービスを提供し、代金が手元に届くまでの売掛期間の資金繰りは企業にとって大きな課題だ。売れ行きがよくても手元に資金がなければ次の仕入れに動けない。財務省の法人企業統計によると国内にある売掛金は200兆円を超える。この資産をきちんと評価して銀行の融資判断に活用できれば、新型コロナウイルスで打撃を受けた日本経済の早期回復への後押しになる

引用終わり

 

記事の通り、売上が上がっても代金回収をするまでは会社にお金が入りません。売掛期間の資金繰りは企業にとって大きな課題なわけですが、その回収リスクに保険を掛けられ融資を受けやすくする保険が開発されるようです。

 

新型コロナの影響で資金繰りが厳しくなった企業も多いのですが、売掛金リスクにも保険が掛けられることで、融資による資金繰り解消は勿論ですが、積極的な経済活動を行う上で大きな安心となりそうです。

 

保険の役割とはこういった様々な「不確実性(リスク)」に対して「安心」をもたらすことで、生活や経済活動を影で支えることですから、AI技術やコンピューターの進化により、より安心の幅が広がりそうですね!

 

そしてもう一本の記事はこちらです。

日経新聞6/24 朝刊 「代理店に豪華な研修 抑制へ生保業界が指針」

https://www.nikkei.com/paper/article/?b=20200624&ng=DGKKZO60681330T20C20A6EE9000

 

以下引用

生命保険業界は保険代理店に対して豪華な研修旅行などを実施することを抑える業界ルールを指針で定める方針だ。飛行機のビジネスクラス利用や高額の贈答品などを制限する見通し。代理店への事実上の報酬となり、顧客本位の販売がゆがめられると金融庁から問題視されていた。

生命保険協会で検討を進めており、近くガイドラインを定める。複数の生保会社の保険を扱う代理店に特定の生保が研修や表彰などの名目で過剰な接待を行うと、代理店は保険を探す顧客のニーズよりも、豪華な研修を提供した会社の保険販売を重視する懸念がある。

引用終わり

 

記事の通り、生命保険会社は一定の成績を挙げた保険営業員(場合によって代理店自体)に対し、通常の報酬にプラスして、豪華な表彰旅行や研修旅行、高額な贈答品などを送ってきました。

 

私は外資系生命保険会社勤務時代に何度かこういった表彰旅行に行きましたが、非常に豪華で驚きました。「また表彰されたい」と思わせるようなものでしたし、表彰されることもモチベーションになるので厳しい生命保険の営業にはこの位あっても良いかなとも正直思っていました。(会社は広告宣伝にお金を使わない分をこういったイベント費用に充てているとも言ってましたので…)

 

しかし、複数の保険会社を扱う「乗合代理店」となれば話は全く異なります。

 

なぜ、複数の保険会社の保険商品を取り扱うのかといえば、「顧客の要望に合う保険商品を提案する」ためであり、同じような商品があった場合にも「その中で1番顧客にとって良い」商品を選択できる訳ですし、顧客も複数の商品の中から選択することができるので、より「安心」な保険商品に加入できる訳ですね。

 

ところが、こういった「豪華な表彰旅行」や「高額な商品」がある会社とない会社があると、それに販売する側が釣られてしまう傾向があり、「顧客目線」ではなく「会社目線自分目線」になってしまう可能性があります。

 

実際に、保険代理店を来訪する保険会社の担当者の多くが、「うちの保険を売ってくれたら表彰旅行ありますよ!」とか「うちの商品はこれだけ販売報酬高いですよ!」という営業をしていて驚きました。(うちの商品はこんなに保障内容が良いです!というのを期待していたので)

 

しかし、これは多くの保険代理店や営業の方が「表彰旅行」や「高額な報酬」を見て商品選定しているから、こういった営業手法になるのだと思います。

 

もちろん、ビジネスですから利益が高いものを売りたい心理はわかります。

 

しかし、生命保険という目に見えない商品を取り扱う「プロ」であれば、「顧客目線」を徹底して行うべきと思います。

 

そして生命保険はその商品の性質上、良し悪しは顧客の万が一の時に(つまり大変な状況下で)その真価を発揮するものです。

 

そんな大切な保険を販売する側が「豪華な表彰旅行」や「高額な報酬」を気にして営業をすることが、保険業界の評判を落としている一因と思います。※かんぽ生命の問題もノルマだけではなく歩合報酬にも問題があった訳ですし…

 

とはいえ、業界の闇は根深いので(汗)一朝一夕に変わるものではありません。

 

解決策の一つは買う側がリテラシーを上げる事にあると思います。

 

例えば「無料相談」。しかし冷静に考えれば、その店舗を運営するお金・人件費・家賃や広告などは無料相談では当然賄えません。ですから保険を売る前提の無料相談になっている訳です。そして、「相談者に必要な保険」よりも「販売側が売りたい保険」を勧めて販売する傾向があるということはビジネスと考えればある種当然の事です。(無料相談=無料商談!)

 

「無料相談」に行く際にはそういった事を分かった上で利用することもリテラシーの一つです。

 

そして、当然ながら、当事務所は「有料相談」ですので、「相談者の側に立ち、必要な保険や運用商品、住宅ローンなどのご提案」をしていますので安心してご相談くださいね()

 

お問合せはこちらからどうぞ

 

 

今日もありがとうございました。

 

 

クルール秋田版(4月号)に記事が掲載されました。

サービス内容

ライフ・デザイン・ラボについて