手取りがどんどん減っていく!?日本は降りのエスカレーターか?

こんにちは。

ファイナンシャルプランナーの土田です。

 

30年前から日本の平均収入が上がっていない(実際は若干のマイナス)状況が続いていますが、健康保険や年金など社会保険料は上がっています。また、消費税も上がっていることや物価もじわりじわりと上がっているので、実際に使えるお金は収入が横ばいでは減少していることになります。

 

今日の日経新聞にはこんな記事がありました。

 

日経新聞3/15朝刊「年収減・保険料増、同時に 健保の24%手取り額が減少」

https://www.nikkei.com/paper/article/?b=20210314&ng=DGKKZO69965020T10C21A3EA1000

 

以下引用

大企業の従業員が加入する健康保険組合の財務データを分析したところ、2009年度から19年度(見込み)の間に全体の24%で加入従業員の平均年収が減ると同時に保険料が増えていたことがわかった。財務体質を立て直すために保険料率を引き上げたことが主因だ。手取り額が減り、消費意欲を冷え込ませる要因となっている

引用終わり

 

このように、大企業であっても全体の24%が平均年収が減少しています。記事によると10年前に比較して平均年収が30万円以上上がったのは約半数ということで、日本の成長が止まっているどころか、衰退していると感じさせる状況ですね(汗)※以前受けた海外の金融機関の研修で日本は「降りのエスカレーター」と言われていたのを思い出しました(涙)

 

このように、収入がなかなか上がらない、そして社会保険料や税金の負担は増えていくという非常に厳しい状況になっていますが、怖いのは今後もこの状況が続くどころか、高齢化が進めば社会保険も更に厳しくなっていくという事です。

 

ですので、「お金の効率を上げる必要がある」のですが、残念ながらほとんどの方がそういった対策をしていないのが現実です。

 

実際、ご相談に来られる方も、「何とかなると思っていた」という方が多く、「あと十年早く相談していれば…」という声も多く聞きます。しかし当然ながら時間を戻すことはできません。

 

資産運用もそうですが、お金の効率化はスタートするのが早ければ早いほど効果的です。

 

まだ、「お金の効率化」をしていないのであれば、ご覧頂いたあなたもぜひ、取り組まれてはいかがでしょうか?

 

ご自身でやってみたいという方はこちらもご参考下さい。

 

専門家と一緒に取り組みたいという方はぜひお問合せ下さい。

 

今日もありがとうございました。

 

クルール秋田版(4月号)に記事が掲載されました。

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