リスクとベネフィットを考える重要性

こんにちは。

ファイナンシャルプランナーの土田です。

 

新型コロナのPCR陽性者がまた東京で1308人(7/15)となったようですね(汗)

 

オリンピック開催まであと一週間と迫った中で増加に転じてしまいましたが、無事開催できればよいですね。

 

オリンピックは無観客になるでしょうが、大谷選手が出場したメジャーリーグオールスターでは満員の観客(マスクなし!)であり、ヨーロッパで開催されたサッカー欧州選手権でも同様に満員の観客がマスクなしで大盛り上がりでした。ワクチン接種率が高くなっているとはいえ、まだまだ感染者や死亡者も日本より多いなかで、「コロナに負けない!」という気概を感じたという方も多いのではないでしょうか?

 

この辺はやはり「リスク」に対する考え方の違いがあると思います。

 

さて、今日はコロナによって起こった社会変化に対して「新しいサービス」ができたというニュースを紹介します。

 

日経新聞2021//15Web版 「「コロナでキャンセル」補償、フィナテキストが新保険」

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB065PZ0W1A700C2000000/

 

以下引用

新型コロナウイルスの感染再拡大で広がる飲食店などのキャンセルに伴う損失を補償する保険が登場する。フィンテックベンチャーのフィナテキスト(東京・千代田)が7月中旬にも発売する。店側は予約サイトに保険機能を後づけでき、利用者は予約と同時に保険に加入できる。緊急事態宣言で予約をキャンセルせざるを得なくなっても、店側と利用者双方の損失を抑える。

引用終わり

 

このように、新たに起こった問題を速やかに解決できるテクノロジーは素晴らしいですね!

 

日本人はこういった「リスク」を避けるための動きは積極的と思いますし素晴らしいのですが、「リスク」とそれを取ることによる「ベネフィット(恩恵)」や「リスクを取らないリスク」について考えるのは苦手なようです。

 

今回のコロナでも、政府・行政は「無難な方(批判されにくい方向)」に舵を切り、一人でも感染者が増えないこと(ゼロコロナ)に重点を置き、それを現在も貫いています。

 

しかし、欧米では初めこそ「ロックダウン」を選択しましたが、ワクチンの開発を急がせ、コロナの特性や感染経路といった「科学的データ」を収集し、また、試験的にイベントをノーマスクで開催してデータを得るなど、積極的に「ウィズコロナ(共存)」を目指していたように思われます。

 

当たり前のことですが、何にでも「リスク」はあります。

 

便利な自動車だって事故となれば人命も奪ってしまいますし、かといってそれをなくせば経済は回りません。

 

コロナでも、感染者ゼロを目指すあまり、飲食・宿泊・旅行業などに大打撃を与え、自殺者が増えましたし、コロナによる閉塞感から鬱病も増えています。

 

今回のコロナから学ぶことは、「リスク」に対する考え方もあるのではないでしょうか?

 

「リスクとベネフィット」を考えて、より良い選択肢を選べるようにしたいものですね!

 

今日もありがとうございました。

 

 

あきたで出産・子育てガイドブックに取材記事が掲載されました。

クルール秋田版(4月号)に記事が掲載されました。

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