痛ましい観光船事故の遠因も…

こんにちは。

ファイナンシャルプランナーの土田です。

 

ご存じの通り、去る423日に知床で非常に痛ましい事故がありました。

乗船された方々のエピソードなど報道を見る度に本当に身につまされる思いです。

 

この事故については「今の日本を表している事故」という一面があると思いましたので、個人的な見解を述べてみたいと思います。

 

先ずはこの事故における犠牲者の方々やご遺族の方々に哀悼の意を表すると共に、まだ発見されていない方々の早期の発見とご無事を祈ります。

 

この事故原因については、報道を見る限り

・天候が荒れる予報があったことを船長が把握していたのかどうか?

・船の整備不良(ヒビがあったのに修理していなかった等)や装備不足

・事故を起こした会社の体制不備(人員が不足していて船長の業務が煩雑だったなど)

・天候が荒れている(荒れると予想される)場合の運行基準が明確でなかった(船長判断だった)

などがあると思います。

 

これらの原因には、日本の「デフレスパイラル」が多分に影響を与えており、この事故を単なる、船長の経験不足や社長の安全意識や責任感の欠如という属人的な原因にで終わらせてしまうと、今後もこういった事故がどこかで起こるのではないかと思いました。※勿論この会社の体質、社長の資質にも問題大ありですが。

 

というのも、日本はこの30年成長せず「デフレ(物価下落)」経済が続いてきた訳で、物価下落であれば、コストを削減していかなければ利益が出ませんから、従業員の給料も上げられず、その間も、社会保険料や税金は上がっているので使えるお金は給料が横ばいでは減少していきます。

 

そうなると、財布の紐も締まる訳で、消費は伸びず物は売れませんから、更なる値引き圧力が掛かり、物価がまた下落するという、デフレスパイラルが起こりました。

 

その為、日本は世界の中で唯一成長しなかった国になり、世界第二位の経済大国の座も中国に引き渡しましたし、一人当たりGDP2021年は28位となり、韓国にも抜かれそうな状況となっています。https://www.globalnote.jp/post-1339.html

 

その様な状況下で、ましてやコロナの影響で観光客も大きく減少する中、更なるコストカット圧力が働いたことは想像に難くないでしょう。その結果、船舶の整備や人員への十分な投資ができず、また、本来一番重要な安全よりも、運行キャンセルで売上がなくなることが優先されてしまったのかも知れません。※そもそも運行基準という明確なものが整備されていなかったのかも知れませんね。

 

勿論、それであっても今回の事故の言い訳には到底できないのですが、日本中でこういった状況にある企業が多いことは事実として受け止める必要があります。

 

日本も仮に他国と同様に経済成長していれば、この事故を起こした会社(景気が良ければそもそもこの会社が参入できていたかも疑問ですが)でも、予算上しっかりとした人員の確保や、船舶のメンテナンス、安全への配慮ができたのではないでしょうか?

 

つまり、経済成長してこなかったことが、今回の様な事故の遠因となっていることは間違いなく、これはこれまでの政策を行ってきた政治や官僚にも大きな責任があるでしょう。※日本の船長とも言える首相が岸田さんというのも個人的には…。

 

また、この会社の「万が一なんて起こらないだろう」という体質も、もしかしたら「平和ボケ」の一種かも知れません。

 

新型コロナのパンデミックもこんなことが起こるとは思いもよらなかったですし、ロシアのウクライナ侵攻も「この時代に大国が軍事侵攻なんてあり得ないだろう」というある種の「常識」が覆ったという方も多いのではないでしょうか?

 

こういった事故や疫病、紛争など「万が一」や「想定外」が起こることを念頭に置いて、「想定」の範囲に置き、対策を練ることがより大切な時代になったと思います。

 

私の業務に置き換えれば、「生命保険や損害保険」はあなたの万が一に対応できますか?

老後資金は今の方法で「将来のインフレや公的年金の減少などのリスク」に対応できますか?
住宅ローンは万が一金利上昇があっても問題なく払えますか?

ご両親の介護療養などにも備えはできていますか?

相続が起こっても問題が起こらないように対策していますか?

 

など、こういった機会(私のブログなど読んで頂いたのもいい機会として)にぜひ考えてみてください。

 

その上で不安があれば当事務所へご相談くださいね。

 

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今日もありがとうございました。

あきたで出産・子育てガイドブックに取材記事が掲載されました。

クルール秋田版(4月号)に記事が掲載されました。

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