こんにちは!
秋田のファイナンシャルプランナー、土田茂です。
最近、テレビやネットで「AI(人工知能)」という言葉を耳にしない日はないくらい、私たちの生活に身近なものになってきましたね。
私も仕事で生成AIをよく活用していますが、本当に便利で賢く、進化のスピードも恐ろしいほど速いので、便利ではあるのですが、少し怖い感覚を持っています。
今日の日経新聞には、アメリカの映画の都ハリウッドで、AIをめぐって大きな騒動が起きているという記事がありました。
AIが作った架空の俳優、その名も「AI俳優」が登場し、本物の俳優さんたちが「私たちの仕事がなくなってしまう!」と、強い危機感を抱いているというのです。
ハリウッドの俳優さんたちの組合は、2023年に大規模なストライキを行いました。その大きな理由の一つが、このAIの問題だったそうです。
自分たちの演技や表情が、いつの間にかAIに学習されて、そっくりなCGキャラクターが作られてしまうかもしれない。そうなったら、自分たちの仕事はどうなるのか…。有名な俳優さんからも「もう私たちの仕事はおしまいだ」「本当に恐ろしい」といった声が上がるほど、深刻な問題になっています。
これは、ハリウッドという特別な世界の出来事だけではありません。他の記事には最先端のIT企業でさえ、「AIの進化が速すぎて、自分たちのサービスが時代遅れになってしまうかもしれない」と、強い危機感を抱いていることが報じられていました。
生き残るために、今までライバルだと思っていた会社と手を組むなど、必死の対応を迫られているのです。
ハリウッドスターや最先端の企業ですら、これほどの危機感を持っている。だとしたら、私たちの暮らしや仕事は、この先どうなっていくのでしょうか?
身近なところではスーパーのレジが自動になったり、飲食店の配膳をロボットが行っていたりする光景は、もはや珍しくありません。
私たちが普段している仕事、例えば事務作業や電話応対なども、AIの方が得意になる日が来るかもしれないのです。
「人生100年時代」と言われ、これからは70歳、75歳まで働くのが当たり前になるかもしれない、という話もよく聞きます。
でも、その時になって「AIやロボットに仕事が奪われてしまって、働きたくても働ける場所がない…」なんてことになったら、本当に困ってしまいますよね。
だからこそ、今から私たちも「自分自身のキャリア」について、真剣に考える必要があるのかもしれません。
例えば、新しい知識やスキルを学び直す「リスキリング」を始めたり、AIには真似のできない、人とのコミュニケーションや温かみが求められる仕事のスキルを、さらに磨いたりすることも大切になってくるでしょう。
そして、そうした具体的な行動を始める前に、もっと大切なことがあります。
それは、
「自分はこれから、どんな風に生きていきたいのか?」
という、ご自身の価値観と向き合う時間を持つことです。
「どんな働き方ができたら、幸せだと感じる?」
「何歳まで、どんな形で社会と関わっていたい?」
「家族と、どんな未来を築いていきたい?」
こうした「キャリアプラン」を考えることは、お金の計画を立てるのと同じくらい、いえ、それ以上に大切な「ライフプランニング」の一部です。
漠然とした未来への不安は、誰にでもあるものです。
でも、その不安をそのままにせず、ご自身の価値観を土台として「我が家のこれからの作戦」を考えてみる。
その一歩が、変化の激しい時代を乗り越えていくための、一番の力になるはずです。
もし、
「何から考えたらいいか分からない」
「家族とどんな風に話したらいいんだろう?」
と感じたら、ぜひ一度お話を聞かせてください。
一緒に頭の中を整理しながら、あなたとご家族にとっての「理想の未来地図」を描くお手伝いができれば嬉しく思います!
初回無料のご相談はこちらからどうぞ。
今日もありがとうございました。